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良いことをしているときは、それを恥ずかしがりながらやりなさい

先日、ありがたいことに、第2回岩佐賞の医療部門で賞をいただきました。 岩佐賞とは、SDGsに貢献している団体を医療、教育、などそれぞれの部門べつに表彰するものです。 大変名誉なことに、我々の団体もその末席に名前をのせていただくことができまし...
その他

富山市民病院

先日、富山大学におじゃました際、富山市民病院で、手術の見学をさせていただきました。 富山大学医学部教授の吉田先生のご紹介で、呼吸器血管外科センター呼吸器外科部長であられる土岐義紀先生をご紹介いただきました。 土岐先生は、胸部外科の世界では非...
その他

「すずめの戸締り」をみてきました。

久しぶりに帰った日本で、一番下の息子(小6)と映画を観てきました。 「すずめの戸締り」 あの「君の名は」、「天気の子」の新海誠監督の最新作です。 内容は他の人の解説にお任せするとして、今回は、作中の登場人物のセリフについて。 「大事な仕事は...
周産期

16歳 初産

16歳の女の子。見た目はまだ12歳くらいにしか見えません。 利発そうな目をして、英語がわかるか、と聞くと、うんと頷きます。 陣痛がきたけど、なかなか生まれないために当院へ搬送されてきました。診察してみると、女性器切除をされているため膣の出口...
周産期

診療記録

1歳6ヶ月の女児。3日前からの発熱と痙攣を主訴に搬送されてきました。重症マラリアと重症貧血です。 病院到着時、よびかければ目を開けますがすぐ眠ってしまいます。40度近い発熱を認め、呼吸が早い。すぐに点滴の薬を開始します。貧血も進行しており、...
周産期

本日の論文「B群溶血性連鎖球菌」/「グローバル化と栄養失調」

こんにちは。 このブログでは、グローバル・ヘルスに関する論文のうち、母子保健について書かれたものをピックアップして、お届けしています。将来、発展途上国で産科医あるいは助産師さんとして働きたい、あるいは看護師として途上国の周産期医療や小児医療...
周産期

経口妊娠中絶薬の自宅使用は安全なのか;アルゼンチンとナイジェリアからの報告

こんにちは。 つい最近日本ではこんな記事がでました。 「経口中絶薬、年内に承認申請へ。使い方は?費用は? 新たな中絶の選択肢になるか」 日本で妊娠中絶をするには、母体保護法の指定する医師が行うことが定められています。しかも、日本ではいまだに...
周産期

シエラレオネで産科エコー研修してみた

こんにちは。 しばらく投稿をさぼってしまいました。 今日からまた再開したいと思います。 現在、IGPCは、国連移住機関(IOM)から資金援助をえて、スマートフォンで使えるエコープローブを用いた、産科超音波研修とその後のフォローアップ事業をし...
国際保健

鎌状赤血球症

こんにちは。 今回のお話しは、日本ではあまりみることのない鎌状(かまじょう)赤血球症についてです。 先日、スンブヤにある理事長のクリニックに、急患が運ばれてきました。 主訴は、呼吸困難です。 診察室では、若い女性が、苦しそうに息をしています...
周産期

助かった

こんにちは。 本日は、この前あったエピソードなど. こちらにいると、子供の命を助けるのは、本当に難しいと実感します。 とくに生まれたばかりの赤ちゃんは、なおさらです。 今回は、そんな毎日の診療活動の中で、奇跡的に助かった赤ちゃんのお話です。...