国際保健

周産期

16歳 初産

16歳の女の子。見た目はまだ12歳くらいにしか見えません。 利発そうな目をして、英語がわかるか、と聞くと、うんと頷きます。 陣痛がきたけど、なかなか生まれないために当院へ搬送されてきました。診察してみると、女性器切除をされてい...
周産期

診療記録

1歳6ヶ月の女児。3日前からの発熱と痙攣を主訴に搬送されてきました。重症マラリアと重症貧血です。 病院到着時、よびかければ目を開けますがすぐ眠ってしまいます。40度近い発熱を認め、呼吸が早い。すぐに点滴の薬を開始します。貧血も進行し...
周産期

本日の論文「B群溶血性連鎖球菌」/「グローバル化と栄養失調」

こんにちは。 このブログでは、グローバル・ヘルスに関する論文のうち、母子保健について書かれたものをピックアップして、お届けしています。将来、発展途上国で産科医あるいは助産師さんとして働きたい、あるいは看護師として途上国の周産期医療や...
周産期

経口妊娠中絶薬の自宅使用は安全なのか;アルゼンチンとナイジェリアからの報告

こんにちは。 つい最近日本ではこんな記事がでました。 「経口中絶薬、年内に承認申請へ。使い方は?費用は? 新たな中絶の選択肢になるか」 日本で妊娠中絶をするには、母体保護法の指定する医師が行うことが定められていま...
周産期

シエラレオネで産科エコー研修してみた

こんにちは。 しばらく投稿をさぼってしまいました。 今日からまた再開したいと思います。 現在、IGPCは、国連移住機関(IOM)から資金援助をえて、スマートフォンで使えるエコープローブを用いた、産科超音波研修とその後のフ...
国際保健

鎌状赤血球症

こんにちは。 今回のお話しは、日本ではあまりみることのない鎌状(かまじょう)赤血球症についてです。 先日、スンブヤにある理事長のクリニックに、急患が運ばれてきました。 主訴は、呼吸困難です。 診察室では、若い女性が...
周産期

助かった

こんにちは。 本日は、この前あったエピソードなど. こちらにいると、子供の命を助けるのは、本当に難しいと実感します。 とくに生まれたばかりの赤ちゃんは、なおさらです。 今回は、そんな毎日の診療活動の中で、奇跡的に助...
周産期

1.8kg未満の赤ちゃんに、カンガルーケアを

こんにちは。 今日ご紹介する論文は、いま話題のNew England Journal of Medicine (NEJM)からです。 日本の偉い政治家の先生が、この雑誌の東京オリンピック開催に関する論説を真っ向から批判したとか...
周産期

mHealth:新生児の臨床能力サポートアプリケーション;ウガンダの地方病院で試してみた。

こんにちは。 今回は、JMIR mHealth nad uHealth から、ウガンダでの新生児管理用アプリケーションの話です。 以前にも理事長のブログでお伝えしたことがありますが、この雑誌、mHealthを専門に扱う...
国際保健

サハラ以南アフリカでの死産:タンザニアとザンビアからの報告

こんにちは。 今回の論文は、BJOG An International Journal of Obstetrics and Gynecologyから、サハラ以南のアフリカにおける死産についての研究報告です。 研究方法は...
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