妊娠中のスキンケア

その他

こんにちは。

今回はちょっと趣向を変えて、スキンケアについてです。

妊娠線などのスキントラブルについて解説していきます。

赤ちゃんに話しかけながら、楽しんでスキンケアをして頂ければと思います。

なぜ妊娠線ができるの??

妊娠によりお腹がせり出してくると、皮膚が引っ張られて伸びていきますよね。ぐんぐん大きくなるお腹に、皮膚の伸びる速度がついていけず、皮膚の内側が裂けて妊娠線となります。

皮膚の柔軟性の高いと、妊娠線はできにくくなります。

妊娠線だけではない!!妊婦さんに起こりやすいスキントラブル

【健康な皮膚】

皮膚の一番外側の角質層はブロック塀のような層構造になっています。角質細胞でできたブロックがきれいに並び、その周りには「セラミド」を主成分とした角質細胞間脂質がセメントのように埋めています。

きれいな層構造が保たれると潤いのある皮膚になり、バリア機能が働いて、外的刺激(アレルゲン・紫外線・細菌など)から守ります。また角質細胞に含まれるたんぱく質「ケラチン」は水分を吸収するとやわらかくなり、皮膚を柔軟に保ちます。

【妊婦さんの皮膚】

ホルモンが変化し、皮膚は乾燥し、弾力性が失われやすくなります。それに加え、妊娠により皮膚が伸びて薄くなるので、水分が内側に貯留できにくくなり、角質の層構造が乱れます。すると更に皮膚が乾燥して、バリア機能が低下します。

そうすると、かゆみが生じ、汗や衣服かこすれるだけでも痛みが生じる・・なんてことも起こるのです。

また、皮膚の柔軟性も低下して、さらに妊娠線ができやすい状況になります。

保湿をして妊娠線を予防しよう!

保湿はバリア機能を高め、皮膚を柔軟にしますので、毎日の保湿ケアが妊娠線予防のキーとなります!!

 お腹周りだけ保湿しがちですが、恥骨の上から鼠径部、太もも、腰回りなどの皮膚も引っ張られますので、広範囲に保湿を行います。皮膚が伸びにくい恥骨周囲(下腹部)から妊娠線が発生します。

また、お尻やおっぱいも大きくなるので同時に行い、肉割れを予防したいですね。

一日1回より2~3回の保湿ケアが効果的です!特に、お風呂上りは忘れずにケアしてあげましょう~。届かないところは、ダンナ様に!!

妊娠初期から保湿し、皮膚を柔軟にしておくと効果的ですよ。

2回目は、保湿剤の種類、お勧め製品のご紹介、

3回目は、皮膚にやさしいスキンケア方法をご紹介する予定です。お楽しみに。

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